田舎暮らし通信 『むらまつ』

ツキミソウ

我が家の鉢植えのツキミソウが咲いた。
夕方に白い可憐な花を咲かせるが、翌朝にはもうしぼんでしまうはかない命である。
R0013220.jpg
草丈20センチ足らず、花の直径は3~4センチ程度
R0013217.jpg            
翌朝にはピンクに変わりしぼんでしまう
R0013234.jpg

太宰治の 「富士には月見草がよく似合う」 というフレーズはあまりにも有名だが、ツキミソウという花はあまり知られていないようだ。
一般に月見草と呼ばれているものは、たぶん背が高く黄色い大きな花をつける「オオマツヨイグサ」のことだと思う。
ここでいう月見草もこれではないかと思われる。
本来のツキミソウは上の写真のように20センチにも満たない小さな花で、どう見ても富士山とはつりあわない。
しかもバスで通りすがりに黄金色の月見草を見ているというからオオマツヨイグサに違いないと思う。
以下に関連記事を見つけたので載せてみる。

         ******************************

さつと、バスは過ぎてゆき、私の目には、いま、ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあぎやかに消えず残った。 三七七八米の富士の山と、立派に相対峙し、みぢんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。 富士には、月見草がよく似合ふ。

 ところで,太宰が富士によく似合ふと言ったのは,本当に月見草なのだろうか。月見草というのは,夕方に咲いて,明け方にはしぼんでしまう白い花をつける花で,明治の初期に北アメリカから渡来した帰化植物だが,ほとんど野生で見ることはないばかりか,明け方には完全にしぼんで,紅色になってしまう。この花を富士に似合ふように見るには,月明りのもとで眺めるか,余程早起きをしない限り難しい。太宰が夜間,御坂の山を歩き回ったとは思えないし,朝起きは苦手で,11時頃になるまで起きてこなかったようなので,明け方に見たとも思えない。どうも,太宰が富士に似合ふと言っているのは,本物の月見草ではなく,通称月見草と呼ばれている黄色い花を付けたマツヨイグサのようだ。しかし,マツヨイグサも月見草のように,夕方に開花して朝方にはしぼんで黄赤色になってしまう。こちらは,月見草ほど早い時間にはしぼんでしまわないが,さすが日中には,あまり花を見かけないし,富士北麓では見かけたことがない。では,太宰が富士に似合ふと言った月見草は何の花だったのだろう。


クリックして一票をお願いします
    ↓

  1. 2014/07/09(水) 10:11:48|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<家庭菜園 | ホーム | 備忘録として>>

コメント

NTさん
かつては私もそう思っていました。
  1. 2014/07/10(木) 09:28:23 |
  2. URL |
  3. ころ #JBFGtPPo
  4. [ 編集 ]

こんのさん
結局去年も同じようなことを書いています。
復活というのではなく、とりあえず日記代わりに続けながら考えます。
  1. 2014/07/10(木) 09:24:55 |
  2. URL |
  3. ころ #JBFGtPPo
  4. [ 編集 ]

なるほど

マツヨイグサを月見草と思い込んでおりました。初めて月見草を認識しました。
  1. 2014/07/09(水) 23:22:19 |
  2. URL |
  3. NT #-
  4. [ 編集 ]

復帰・復活

嬉しい!ですねぇ
やはり、こうなる。そう睨んでおりました(笑)

月見草(いいなぁ)です
オオマツヨイグサ
「天童の家」では明日エントリーです
見てください
  1. 2014/07/09(水) 15:58:03 |
  2. URL |
  3. こんの #uoXgO7EE
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://otk01.blog111.fc2.com/tb.php/1075-f0e24ba7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

田舎暮らし